日興美術株式会社は、企業の社会的責任を果たすべく、全社でさまざまな活動に取り組んでいます。

とりわけ事業内容や組織運営に関わりの深い「品質」「環境」「人権」の3分野について、下記の方針を定めました。

また2015年に国連で採択された「世界を変えるための持続可能な開発のための国際目標~SDGs」への取組みを始めています。

世界を変えるための17の目標
品質方針

当社は、「情報産業の一端を担っている」という自負と責任の自覚を持って、ビジネスを拡大すると共に、広く社会に貢献することを基本理念とし、この実現のため、市場ニーズを的確に捉え、顧客の満足を得られる品質管理システムを確立し、維持管理に努めます。

品質活動方針
  1. 顧客のニーズと期待、及び法規制などの要求事項を把握し、私たちが商品を作り込む際の要求事項を明らかにし、これを満足する製品を提供します。
  2. さらに魅力ある品質を達成すべく、品質管理システムの有効性を継続的に改善していきます。
  3. 「クレームの根絶」「品質異常10%削減」の目標を従業員に伝達し、理解させ実施します。
  4. 品質管理システムの適切性、妥当性を見直し、必要に応じて改訂します。
環境方針

日興美術株式会社は、東に富士山、南に駿河湾、そして北は南アルプスの山並みに囲まれた豊かな自然環境いっぱいの静岡県静岡市を拠点とする総合印刷会社です。当社は、「情報産業の一端を担っている」という自負と責任の自覚を持って、ビジネスを拡大すると共に、広く社会に貢献することを基本とします。そして更にこれからは、資源を無駄に使用しない環境負荷の少ない製品づくりを目指し、豊かな自然環境と共生する環境保全型の経営に努めます。

環境活動方針
  1. 環境負荷の少ない資材・副資材の調達・購入、エネルギー・廃棄物を削減する生産活動、環境負荷低減を目指した製品の開発・提案・提供に努めます。
  2. 環境マネジメントシステムの継続的改善と製品含有化学物質など汚染の予防に取組みます。
  3. 環境に関する法規制および当社が同意するその他の要求事項を順守します。
  4. 環境目的・目標を設定し、改善活動も併用しながら、その達成度を定期的に監視、見直します。
  5. 環境方針を全従業員及び関係者が理解し行動出来るよう文書化し、教育訓練と啓発活動を実施します。
  6. 環境方針は、全従業員及び関係者に周知させるとともに、一般に公開します。
人権に関する方針

当社の製品及びサービスは、国内市場のみならず世界各国に提供されています。
このことを踏まえて、当社は、グローバルな事業を展開する企業としての社会的責任を認識するとともに、国連総会で採択された世界人権宣言の趣旨を尊重し、また同時に、日本国憲法をはじめとする法令等を遵守して、人権の保護に努めながら事業運営を行います。当社は公正で誠実な事業運営と従業員及び関係者の人権保護に努めます。

公正で誠実な事業運営

当社は、役員、従業員ともに、人権保護に関する法令や規則等を遵守し、公正で誠実な事業運営に努め、お取引先並びに地域社会等との健全な関係の構築を目指します。
当社は、これらに違反、又はその疑いがある場合の通報権利を何人にも保障し、その通報者の人権をも阻害せず、その通報内容に対して可及的速やかに対処するよう努めます。

従業員及び関係者の人権保護

当社は、従業員及び関係者一人一人の人権を尊重し、その多様性(年齢、性別、学歴、国籍、地域、人種、宗教、思想等)を受け入れ、公正で平等な職場環境を提供できるよう努めます。あらゆる形態の強制労働、拘束労働を排除し、差別や懲罰的な行為、ハラスメント、虐待の防止に努め、結社・集会の自由(但し、反社会的、または暴力的な結社・集会は除く)を妨げません。

人権活動方針
  1. 社内の事業場ごとに労働安全衛生委員会を設置し、労使の出席のもとで定期的に開催し、従業員及び関係者の人権保護や法令遵守等の状況、潜在的な危険個所等を把握(情報を共有)し、必要に応じて適切な措置を講じます。
  2. 総務部を窓口として法令違反や人権侵害、苦情等の受付を統括して行い、その通報者の人権を保護しつつ、寄せられた内容について、客観的な状況の把握、原因の追究、改善・是正対応の指示を行います。
  3. 役員が率先して法令遵守、人権保護の重要性を理解し、情報を収集し、従業員及び関係者への啓蒙に努め、全社を挙げて公正で誠実な事業運営と、公正で平等な職場環境の提供に努めます。
SDGsへの取組み
SDGs 17項目

SDGs (Sustainable Development Goals)とは

2015年に国連で採択された世界を変えるための「持続可能な開発
のための国際目標」です。
環境、貧困や飢餓といった問題から働きがいや経済成長、気候変動
に至るまで、21世紀の世界が抱える課題を解決していくための17
のゴール(目標)と169のターゲット(具体的目標)から構成されて
います。
このSDGsは発展途上国のみならず、 先進国自身が取り組むユニ
バーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組ん
でいます。

これはほんの一部です。

私たちはまだできることがたくさんあります。

小さな心がけが、サステナブルな社会づくりの大きな一歩となることを、社員1人1人が考えて実践してまいります。

2024年1月1日
日興美術株式会社
代表取締役社長 西本 晃史